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= 仙壽院 =

《仙壽院》
《翻刻》
仙壽院  這処を新日暮といふ 前に出す龍岩寺は遠からねば 杖の序にいたらんには春の日の暮るるを忘るる勝地なり

《現代表記》
仙壽院せんじゅいん   這処ここ新日暮しんひぐらしという。まえいだ龍岩寺りゅうがんじとおからねば、つえついでにいたらんには春の日の暮るるをわするる勝地しょうちなり。

*仙壽院は、第三編での「青山 新日暮里」でも描かれる。第三編「青山 新日暮里」   (第三編の絵は広重初代)
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字かな
*この地図の初期設定での中心点は仙壽院付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。
*迅速測図で、仙壽院が確認できる。

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Last updated : 2022/11/23