いろは歌・いろはガルタ・いろは双六『目次』 

「新選いろはかるた」
羽仁もと子

「新選いろはかるた」

 羽仁 もと子(はに もとこ)

  • 1873年・明治6年9月8日生 (
  • 1957年・昭和32年4月7日没(
  • 日本で女性初のジャーナリスト
  • 自由学園の創立者
  • 1903年に雑誌「家庭之友」の創刊に関わる

羽仁 もと子

*「新選いろはかるた」は、昭和2年・1927年発刊の「羽仁もと子著作集第十二巻 子供読本」に収載されています。
* この「新選いろはかるた」は、大正3年・1914年から大正9年・1920年にかけての作品との記述があります。
* 挿絵は、石井鶴三、岡本一平、河野通勢、太田三郎、桑重儀一、山崎省三、木村荘八が描いています。
* 挿絵を表示していない部分は、著作権存続、もしくは作家調査中のためです。

  •  今は世界の日本国
    いまはせかいのにほんこく

  •  ローマは一日では出来ない
    ろーまはいちにちではできない

  •  走るよりは歩め
    はしるよりはあゆめ

  •  二兎おうものは一兎をえず
    にとおうものはいっとをえず

  •  蛍のひかり窓のゆき
    ほたるのひかりまどのゆき

  •  下手も上手のうち
    へたもじょうずのうち

  •  虎につばさ
    とらにつばさ

  •  力は出るもの出せるもの
    ちからはでるものだせるもの

  •  臨機応変
    りんきおうへん

  •  抜かぬ太刀の功名
    ぬかぬたちのこうみょう

  •  類は友をよぶ
    るいはともをよぶ

  •  お(を)かめ八目
    おかめはちもく

  •  笑う角には福きたる
    わらうかどにはふくきたる

  •  かわいい子には旅をさせ
    かわいいこにはたびをさせ

  •  欲のくまたか蚤とりまなこ
    よくのくまかたのみとりまなこ

  •  宝の山はどこにある
    たからのやまはどこにある

  •  歴史はくりかえす
    れきしはくりかえす

  •  損をしてとくをとる
    そんをしてとくをとる

  •  月はまんまる
    つきはまんまる

  •  寝ていてころんだためしはない
    ねていてころんだためしはない

  •  なまけものの節句ばたらき
    なまけもののせっくばたらき

  •  労(らう)するものにむくいあり
    ろうするものにむくいあり

  •  むりむり大将ばか大将
    むりむりたいしょうばかたいしょう

  •  打てばひびく
    うてばひびく

  •  井(ゐど)の中のかわず
    いどのなかのかわず

  •  野こえ山こえ里をこえ
    のこえやまこえさとをこえ

  •  鬼の目にもなみだ
    おにのめにもなみだ

  •  愚公山をうつす
    ぐこうやまをうつす

  •  やけのやん八
    やけのやんぱち

  •  まかない種子がいつ生える
    まかないたねがいつはえる

  •  げらげら笑いのどん腹たて
    げらげらわらいのどんばらたて

  •  豚に真珠
    ぶたにしんじゅ

  •  ころんだらおきよ
    ころんだらおきよ

  •  得手八人力
    えてはちにんりき

  •  敵をも愛せ
    てきをもあいせ

  •  朝起万円
    あさおきまんえん

  •  塞翁の馬
    さいおうのうま

  •  きまりわるさはちょっとの間
    きまりわるさはちょっとのま

  •  ゆだん大敵
    ゆだんたいてき

  •  めんどうしんぼう
    めんどうしんぼう

  •  三つ子の魂百まで
    みつごのたましいひゃくまで

  •  四海兄弟
    しかいけいてい

  •  え(ゑ)んりょは無用
    えんりょはむよう

  •  ひろきを心
    ひろきをこころ

  •  求むるものには与えらる
    もとむるものにはあたえらる

  •  先生はどこにでも
    せんせいはどこにでも

  •  すきな友だちきらいな友だち
    すきなともだちきらいなともだち

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Last updated : 2022/11/23