早口言葉
発声練習
「五十音」
外郎売(ういろううり)
鼻濁音の練習
「寿限無」
早口言葉/発声練習/五十音/外郎売(ういろううり)/鼻濁音/寿限無
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外郎売 (ういろううり)
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外郎売とは
このページは、歌舞伎の舞台で演じられている「外郎売」の台詞の一例です。1980年(昭和55年)に海老蔵時代の十二代目市川團十郎が復活させた作が基となっています。
外郎売 (ういろううり)
外郎売は、実は曽我の五郎時致です。
大磯の廓で酒宴を張る工藤祐経のもとに、小田原名物の外郎売に身をやつした五郎がやってきます。兄、十郎祐成と共に父の敵である祐経を討とうとつけ狙っていたのです。
素性を隠して外郎の商いを始めた五郎は、隙をついて祐経を討とうとするものの止められてしまいますが、祐経は曽我兄弟の親を思う気持ちに心打たれ、後日改めて勝負することを約束するのでした。
さて、酒宴の席へ招き入れられた外郎売姿の曽我の五郎は、早口のくだりを交えた口上を述べることになります。
外郎売「エヘン されば御免を蒙りまして ご披露申す故事来歴」
大薩摩「さてこれからは商売と 席改めて外郎は」
外郎売「拙者親方と申すは お立ち会いの中にご存知のお方もござりましょうが、お江戸をたって二十里上方 相州小田原一色町欄干橋虎屋藤右衛門 ただ今にては剃髪して 円斎と申しまする」
大薩摩「そもそも妙薬のいわれ 昔 陳の国の唐人 ういろうといえる者 我が朝へ参内のおり これを深く秘め置きて」
外郎売「かようには申すものの ご存じなきお立ち会いには 胡椒の丸呑み白河夜船 まず一粒を舌の上へ載せ置きて こう腹中へ納めますれば 胃心肺肝健やかに 薫風喉より来たり 口中微涼を生じ 魚鳥きのこ麺類の食い合わせその他万病即効あること 神のごとしでござりまする まず第一の奇妙には」
大薩摩「舌の廻りは山坂を 下りる車のそれよりも 銭独楽さえも裸足にて 逃げるばかりの勢いなり」
外郎売「ひょっと舌が回り出すと矢も盾もたまりませぬ ソリャソリャソリャ回ってきた回ってきた
そもそも早口の始まりは アカサタナ ハマヤラワ オコソトノ ホモヨロヲっと一寸先のお小仏におけまづきゃるな 細溝に泥鰌にょろり 今日の生鱈奈良生真魚鰹ちょいと四五貫目 来るわ来るわ何が来る 高野の山のおこけら小僧 狸百匹箸百膳天目百杯棒八百本 武具馬具武具馬具三武具馬具 合わせて武具馬具六武具馬具 菊栗菊栗三菊栗 合わせて菊栗六菊栗 あの長押の長長刀は誰が長長刀ぞ 向こうの胡麻がらは荏の胡麻がらか真胡麻がらか あれこそほんの真胡麻がら がらぴいがらぴい風車 おきゃがれ小法師おきゃがれ小法師 夕べもこぼしてまたこぼした タッポタッポチリカラチリカラスッタッポ タッポタッポいっひ蛸 落ちたら煮て食うを 煮ても焼いても食われぬものは 五徳鉄弓金熊童子に石熊石持虎熊虎ぎす 中にも東寺の羅生門には茨木童子が腕ぐり五ン合掴んでおむしゃるがの 頼光の膝元去らず 鮒金柑椎茸定めてごだんな蕎麦切り素麺 饂飩か愚鈍なこ新発知(しはっち) こ棚のこ下のこ桶にこ味噌がこあるぞこ杓子こ持ってこすってこ寄せておっと合点だ 心得たんぼの川崎神奈川保土ヶ谷戸塚は走って行けば灸を擦りむく 三里ばかりか藤沢平塚大いそがしや 小磯の宿を七つ起きして早天そうそう相州小田原透頂香 隠れござらぬ貴賤群集の花のお江戸の花外郎 アレあの花を見てお心をお和らぎやアという 産子這う子に玉子まで この外郎のご評判ご存じないとは申されまいまいつぶり 角出せ棒出せぼうぼう眉に 臼杵すり鉢ばちばち桑原桑原と はめをはずして 今日おいでのいずれも様に あげねばならぬ売らねばならぬと息せきひっぱり 東方世界の薬の元締め 薬師如来も照覧あれと ホホ 敬って申す」
大薩摩「流れに淀まず延べにける」
外郎売「外郎はいらっしゃりませぬか」
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