『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 浮世絵のジャンルのひとつに「寄せ絵」や「だまし絵」などと呼ばれるものがあります。人物や動物を寄せて人の顔や字を描いたり、絵の中に何かを隠していたりするトリックアートです。「遊び絵」という括り方もされます。 この絵は、江戸時代末期から明治時代中期にかけての浮世絵師、 歌川芳虎(うたがわよしとら)(生没年不詳)の『道外上下見の図(どうけみじょうげみのず)』。 全3図で、これはその1枚。逆さにすると別の顔が見える。1861年〈万延2年 - 文久元年〉から1862年〈文久2年〉にかけての作品とされる。 歌川芳虎は、歌川国芳(寛政9年11月15日〈1798年1月1日〉- 文久元年3月5日〈1861年4月14日〉)の門人。一猛斎、孟斎、錦朝楼などと号した。 この図での落款は「孟斎芳虎(もうさいよしとら)」 「道外上下見の図(どうけみじょうげみのず)」〔二〕 = 歌川芳虎 = 1862年〈文久2年〉 [ボストン美術館蔵] 1862年〈文久2年〉 [ボストン美術館蔵] 『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 おすすめサイト・関連サイト…