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▼参考書
阿諛迎合
あゆげいごう
  1. 相手の機嫌をとり、気に入られようとしてへつらうこと。
作家
作品

夏目漱石

【文壇の趨勢】

 人の威圧やら束縛をけっして肯(うけが)わない。信仰の点においても、趣味の点においても、あらゆる意見においても、かつて雷同附和の必要を認めない。また阿諛迎合(あゆげいごう)の必要を認めない。してみるといわゆる文明社界に生息している人間ほど平等的なるものはなく、また個人的なるものはない。すでに平等的である以上は圏を画して圏内圏外の別を説く必要はない。

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中島敦

【李陵】

少なくとも側(かたわら)から見ていて腹が立つ。良心的に安っぽく安心しており、他にも安心させるだけ、いっそう怪(け)しからぬのだ。弁護もしなければ反駁(はんばく)もせぬ。心中、反省もなければ自責もない。丞相(じょうしょう)公孫賀(こうそんが)のごとき、その代表的なものだ。同じ阿諛迎合(あゆげいごう)を事としても、杜周(としゅう)(最近この男は前任者王卿(おうけい)を陥れてまんまと御史大夫(ぎょしたいふ)となりおおせた)のような奴(やつ)は自らそれと知っているに違いないがこのお人好しの丞相ときた日には、その自覚さえない。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
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Last updated : 2025/12/26