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閉門謹慎
へいもんきんしん
作家
作品

服部之総

【志士と経済】

従前の藍問屋仲間が特権を失うところから領主権力と結托して大々的に妨害し、はては三宅の鉄物店の番頭宮崎つかさ――と国臣は変名していた――の正体まで洗われそうになったので、この二代目雲浜は竹崎から回航した最後の貿易船に打ち乗って、連島を去った。その翌日、三宅は役所に召喚され、みだりに浪人を滞在させ云々のかどをもって、閉門謹慎を申付けられ、これをもって、連島貿易の一件は、けりとなった。

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長谷川時雨

【芳川鎌子】

その家では、まるで交通遮断しゃだんとでもいうように表門には駒寄こまよせまでつくって堅く閉じ、通用門をさえ締切ってしまった。それは老伯の昔気質むかしかたぎから出た自ら閉門謹慎の意であったか、それとも世人の乱暴をおそれてであったかは知れなかった。

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林不忘

【魔像 新版大岡政談】

そこへ、刃傷も刃傷、一役人の首が文字どおり飛んだのである。しかも、下手人げしゅにんらしく思われる者は、その場から逐電ちくでんして影も形も見せない。番頭脇坂山城守は、不取締りの故をもって一件落着らくちゃくまで閉門謹慎 へいもんきんしんを仰せつかっている。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23