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四字熟語  を     表示  件
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飛花落葉
ひからくよう
作家
作品

夏目漱石

【吾輩は猫である】

「すべて曖々然あいあいぜんとして昧々然まいまいぜんたるかたで行くつもりかね」
「冷笑なさってはいけません、極真面目ごくまじめな話しなんですから……とにかくあの婦人が急にそんな病気になった事を考えると、実に 飛花落葉ひからくようの感慨で胸が一杯になって、総身そうしんの活気が一度にストライキを起したように元気がにわかに滅入めいってしまいまして、ただ蹌々そうそうとして踉々ろうろうというかたちで吾妻橋あずまばしへきかかったのです。欄干にって下を見ると満潮まんちょう干潮かんちょうか分りませんが、黒い水がかたまってただ動いているように見えます。

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中里介山

【大菩薩峠 椰子林の巻】

 かように申されました時、弁信は、一議に及ばず、これこそ望むところとあって、直ちに翌日の明星をいただいて坊を出で、音なしの滝にまいりました。
 その日より、滝のほとりに、ささやかな安居あんごの地を求めて、そこへ飛花落葉を積み重ね、 正身しょうじんの座を構えると共に、心神をすまして音なしの音を聞かんとすることが、この法師の早天暁の欠かさぬつとめ、世間は暫く彼の広長舌から免れるの自由を得ました。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23