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四字熟語  を     表示  件
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文名嘖嘖/文名嘖々
ぶんめいさくさく
作家
作品

長谷川時雨

【樋口一葉】

 朝には買出しの包みを背負って、駄菓子問屋の者たちから「ねえさん」とよばれ、午後には貴紳の令嬢たちとひざを交えて「夏子の君」と敬される彼女を、彼女は皮肉に感じもした。けれども恩師中島歌子は、一葉の夏子を自分の跡目をつぐものにしようとまで思っていたのであった。であればこそ、同門の令嬢たちも、一葉という文名 嘖々さくさくと登る以前にも、内弟子同様な身分である夏子を卑しめもしなかったのであろう。

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中島敦

【斗南先生】

「自分の伯父の書いたものを、得々として自分が持って行く」という事の中に、何か、おしつけがましい、図々しさがあるような気がして、神経質の三造には、堪えられないのである。が、また、一方、伯父が文名 嘖々さくさくたる大家ででもあったなら、案外、自分は得意になって持って行くような軽薄児ではないか、とも考えられる。

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23