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四字熟語  を     表示  件
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閑雲野鶴
かんうんやかく
作家
作品

石川啄木

【葬列】

 十八歳の春、一先づこの第二の故郷を退いて、第一の故郷に歸つた。そして十幾ヶ月の間閑雲野鶴を友として暮したが、五年以前の秋、思立つて都門の客となり、さる高名な歴史家の書生となつた。

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土井晩翠

【天地有情】

嗚呼南陽の舊草盧
二十餘年のいにしへの
夢はたいかに安かりし
光を包み香をかくし
隴畝に民と交はれば
王佐の才に富める身も
たゞ一曲の梁歩吟。

閑雲野鶴空濶く
風に嘯ぶく身はひとり
月を湖上に碎きては
ゆくへ波間の舟ひと葉
ゆふべ暮鐘に誘はれて
訪ふは山寺の松の風。

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山路愛山

【頼襄を論ず】

しかも人し何故に彼が外史の編述に志したるかを知り更に其著の目的と其結果とのはなはだ相違せしことを察すれば更に一層の驚歎を加ふべし。けだし彼は其生涯の後年に於てこそ所謂閑雲野鶴すこぶる不覊自由の人とはなりたるなれ当時に在りては猶純乎たる封建武士の子たりし也。而して彼の人と為りも亦容易に父母の国を離れ得るものに非りし也。

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23