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敬天愛人
けいてんあいじん
天を敬い、人を愛すること。
作家
作品

西郷隆盛

【遺訓】

二一 道は天地自然の道なるゆゑ、講學の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を以て終始せよ。己れに克つの極功きよくごう は「毋意毋必毋固毋我」(○論語)と云へり。總じて人は己れに克つを以て成り、自ら愛するを以て敗るゝぞ。能く古今の人物を見よ。事業を創起する人其事大抵十に七八迄は能く成し得れ共、殘り二つを終る迄成し得る人の希れなるは、始は能く己れを愼み事をも敬する故、功も立ち名も顯るゝなり。功立ち名顯るゝに隨ひ、いつしか自ら愛する心起り、恐懼戒愼かいしんの意弛み、驕矜けうきようの氣漸く長じ、其成し得たる事業をたのみ、苟も我が事を仕遂んとてまづき仕事に陷いり、終に敗るゝものにて、皆な自ら招く也。故に己れに克ちて、睹ず聞かざる所に戒愼するもの也。

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蜷川新

【天皇 誰が日本民族の主人であるか】

 西郷は、一八六七年(慶応三年十月)には、五百人の強盗を、平和の江戸に放つて、市中に掠奪をおこなわしめている。彼の眼中には、人民の福祉などは、まつたくなかつたのである。彼の「敬天愛人」の文には、妙味があるけれども、その行動とは、まつたく合つていない。

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Last updated : 2022/11/23