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極楽蜻蛉
ごくらくとんぼ
作家
作品

幸田露伴

【蒲生氏郷】

 氏郷が会津四十二万石を受けてよろこばずに落涙したというのは何という味のある話だろう。鼻糞はなくそほどのボーナスを貰ってカフェーへ駈込んだり、高等官になったとて嚊殿かかあどのに誇るような 極楽蜻蛉ごくらくとんぼ菜畠蝶々なばたけちょうちょうに比べては、罪が深い、無邪気で無いには違い無いが、氏郷の感慨の涙も流石さすがに氏郷の涙だと云いたい。それだけに生れついて居るものは生れついているだけの情懐が有る。

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種田山頭火

【其中日記 (九)】

青柚子一つ、秋が匂ふ。
あまつた御飯をおむすびにして焼いてをく、明日の糧です、一つ二つ三つ、四つあります。
つつましく、あまりにつつましく。
季節のうつりかはりが身にしみる。
   固形アルコールについて
味ふ酒は液体でないと困る。
酔ふ酒は固形が便利だ。
丸薬のやうに一粒二粒といつたやうな。
酒量に応じて、その場合を考へて、一粒とか十粒とかを服用する。
一粒ほろ/\十粒どろ/\なぞは至極面白からう。
酔丹といふ名はいかが! 或は安楽丸
      ×
私は極楽蜻蛉だ。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23