三日坊主
みっかぼうず
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作家
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作品
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【野分】
「いったい煩悶と云う言葉は近頃だいぶはやるようだが、大抵は当座のもので、いわゆる三日坊主のものが多い。そんな種類の煩悶は世の中が始まってから、世の中がなくなるまで続くので、ちっとも問題にはならないでしょう」
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【佳日】
私には故郷の老母のような愚かな親心みたいなものもあって、彼の大抱負を聞いて喜ぶと共に、また一面に於いては、ハラハラして、とにかくまあ、三日坊主ではなく、飽かずに気長にやって下さい、からだには充分に気をつけて、阿片などは絶対に試みないように、というひどく興醒めの現実的の心配ばかり彼に言ってやるので、彼も面白くなくなったか、私への便りも次第に少くなって来た。きょうざ
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【雪の宿り】
「とするとこの両名の言うなりになった公方が悪いということになる。成程あまり感服のできる将軍ではない。畏くも主上は満城紅緑為誰肥と諷諫せられた。それも三日坊主で聞き流した。
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Last updated : 2025/09/19