名聞利養
みょうもんりよう
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作家
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作品
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【女性の諸問題】
「山に登らせたまひしより、明けても暮れても床しさは心を砕きつれども、貴き道人となしたてまつる嬉しやと思ひしに、内裏の交りをし、紫甲青甲に衣の色をかへ、御布施の物とりたまひ候ほどの、名聞利養の聖人となりそこね給ふ口惜さよ。夢の夜に同じ迷ひにほだされたる人々に、名を知られて何かせん。永き後に悟りをきはめて仏のみ前にて名をあげ給へかし云々」
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【菊模様皿山奇談】
僧「いや/\世間は無常のもので、実に夢幻泡沫で実なきものと云って、実は真に無いものじゃ、世の人は此の理を識らんによって諸々の貪慾執心が深くなって
名聞利養に心を焦って貪らんとする、是らは只今生の事のみを慮り、旦暮に
妻子眷属衣食財宝にのみ心を尽して自ら病を求める、人には病は無いものじゃ、
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Last updated : 2025/09/19