二人三脚
ににんさんきゃく
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作家
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作品
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【戦場】
私と連れ立った候補生は、途中で苦痛のために二度ばかり失神して、あまり頑強でない私の身体をグラグラと引摺り倒しかけたが、私が与えた薄荷火酒でヤット気力を回復して、喘ぎ喘ぎよろめき出した。お互いにワルデルゼイ大佐の命令の意味がわからないまま、月の出ている方向へ、息も絶え絶えの二人三脚を続けた。
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【火星探険】
四少年も、あっちへ走り、こっちへ走りして力を添える。 マートン技師と河合少年が、まるで二人三脚をやっているように、身体をくっつけ合って配電盤の方へ走る。 張は、界磁用抵抗器のハンドルにぶら下って、両足をばたばたやっている。
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Last updated : 2025/09/19