【参考辞典】新明解 四字熟語 ▼参考書 往返徒労 おうへんとろう 作家 作品 南方熊楠 【十二支考 蛇に関する民俗と伝説】 仏典に名高い賢相大薬(マハウシャダ)の妻毘舎佉(ヴィサクハ)女、美貌智慧併(ならび)に無双たり。時に北方より五百商人その国へ馬売りに来り、都に名高き五百妓を招きスチャラカ騒ぎをやらかしけるに、商主一人少しも色に迷わず、夥中(かちゅう)最も第一の美妓しきりに誘えど、〈我邪念なし、往返徒労なり〉と 嘯(うそぶ)いたとは、南方先生の前身でもあったものか、自宅によほどよいのがあったと見える。 それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。 このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。 四字熟語の参考書(Amazon)