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慮外千万
りょがいせんばん
作家
作品

中里介山

【大菩薩峠 お銀様の巻】

 このあおりを食って宇津木兵馬も、人波の中に揉まれていなければならなくなったし、奥方様という女乗物の一行が、まともにそれと打突ぶっつかったのは気の毒でもあり、慮外千万な出来事でもありました。
「無礼者、控えろ」
 お供先の足軽や侍が駈けつけました。

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夢野久作

【斬られたさに】

「ああコレコレ。そのような骨を老体に折らせては……分別してくるればそれでよいのじゃが……」
「ハハ。恐れ入りまするが手前も昔取った杵柄きねづか……思い寄りも御座いまするでこの場はおかせ下されませい。これから直ぐに……」
「……それは……慮外千万じゃのう……」
「……あ。それから今一つ大事な事が御座りまする。念のために御伺い致しまするが、旦那様は、そのお若いお方の讐討あだうちの御免状を御覧になりましたか……それともその讐仇かたき生国しょうこく名前なんどを、お聞き及びになりましたか」

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23