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良風美俗
りょうふうびぞく
作家
作品

菊池寛

【真珠夫人】

彼女は学習院の女子部にゐた頃から、同窓の人々の眉を顰めさせるほど、虚栄心に富んだ女であつた、と。さうした記事に伴つて女子教育家や社会批評家の意見が紙面を賑はした。或者は、成金の金に委せての横暴が、世の良風美俗を破ると云つて憤慨した。

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別所梅之助

【石を積む】

 徳富蘇峰先生の「鎮西遊記」の中に、水俣みなまたは 昔から風俗のよい処、高山彦九郎が蘇峰先生の曽祖父につれられて、陣の坂を通るをり、道端の大石に、小石が山のやうに積みあげてあるのを見て不審したら、 先生の曽祖父は旅人の不便を思うて、里人が道のべの小石を拾うたのだと答へた。彦九郎はそれを聴いて良風美俗、田舎に残れりと感心したといふ意味の文があ る。

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中里介山

【大菩薩峠 恐山の巻】

「今、京都に新撰組というのがあるが、それが、このカムルチの存在とよく似ている、いや、新撰組の存在は時勢の必要上、必ずしも悪魚の存在とは言えまいが な、あれなどはまだ正直な方だが、世間には、相当の合法的機構を備えながら、カムルチの所業をなして、世の良風美俗を害し、自由の名で横暴を行っている奴 がある、そいつらの害悪たるやカムルチ以上である、たとえば……」

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23