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流汗淋漓
りゅうかんりんり
作家
作品

夏目漱石

【自転車日記】

 ちらほら人が立ちどまって見る、にやにや笑って行くものがある、向うのかしの木の下に乳母うばさんが小供をつれてロハ台に腰をかけてさっきからしきりに感服して見ている、何を感服しているのか分らない、おおかた 流汗淋漓りゅうかんりんり大童おおわらわとなって自転車と奮闘しつつある健気けなげな様子に見とれているのだろう、天涯てんがいこの好知己こうちきを得る以上は向脛むこうずねの二三カ所をりむいたって惜しくはないという気になる、

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宮本百合子

【獄中への手紙 一九三九年(昭和十四年)】

 今年の夏は、例年より誰にもしのぎ難く思われるそうです。どういうわけなのかしら。
 ユリも申すまでもなく、実に流汗淋漓ですが、その汗をふきつつ、汗をふいていることもつい忘れるような深い真面目な、感動にみちた朝夕を迎えて居ります。

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宮本百合子

【獄中への手紙 一九四〇年(昭和十五年)】

お嫁さんの方だけお土産というものをもって、そして来るのですものね。それからお盃があって、それがすんで座を改めてお祝いの席に代る間写真をとりました が、達ちゃんは流汗淋漓です、私も。坐っているのが苦しくて。殆ど気がボーッとなる位です、達ちゃんポロポロ汗を流し(足のいたいのをこらえるため)眼を キラキラさせて(これはうれしさもあり)皆にあおいで貰っています。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23