四字熟語-著名作家はこう使う〔才学非凡〕【みんなの知識ちょっと便利帳】

【参考辞典】
新明解
四字熟語

▼参考書

才学非凡さいがくひぼん
作家	作品
岡本綺堂	【玉藻の前】　実をいえば、信西も頼長に対してそういう懸念がないでもなかった。才学非凡で、しかも精悍（せいかん）の気に満ちている頼長の前途を、彼もすこしく不安に感じているのであった。この意味に於いては、彼も忠通の意見に一致していた。しかし今夜の忠通の口吻（くちぶり）は、弟の行く末を思う親身の温かい人情から溢れ出たらしく聞こえなかった。

才学非凡
さいがくひぼん

作家

作品

岡本綺堂

【玉藻の前】

　実をいえば、信西も頼長に対してそういう懸念がないでもなかった。才学非凡で、しかも精悍（せいかん）の気に満ちている頼長の前途を、彼もすこしく不安に感じているのであった。この意味に於いては、彼も忠通の意見に一致していた。しかし今夜の忠通の口吻（くちぶり）は、弟の行く末を思う親身の温かい人情から溢れ出たらしく聞こえなかった。

それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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