ご利用について
▼参考書
嬋娟窈窕/嬋妍窈窕
せんけんようちょう
作家
作品

芥川龍之介

【鷺と鴛鴦】

 爾来(じらい)「夏の女の姿」は不幸にも僕には惨憺(さんたん)たる幻滅(げんめつ) の象徴になっている。日盛りの銀座の美人などは 如何(いか)に 嬋娟窈窕( せんけんようちょう ) としていても、うっかり敬意を表するものではない。少くとも敬意を表する前には 匀( におい )だけでも嗅(か)いで見るものである。……

青空文庫で読む  

三遊亭圓朝
鈴木行三校訂・編纂

【敵討札所の霊験】

又「どうも実に 嬋娟窈窕(せんけんようちょう)たる美人だな、どうも盛んなる所美人ありと云うが、実にないな、彼(あ)のくらいな婦人は二人とは有るまい、どうもその蹌(よろ)けながら赤い顔をして行(ゆ)く有様はどうも耐(たま)らぬな、どうも実にはア美くしい」

青空文庫で読む  

三遊亭圓朝
鈴木行三校訂

【松の操美人の生埋 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し】

馬「先生何うです 彼 ( あ ) の娘は見事じゃアありませんか」
周「はゝア 成 ( なア ) る/\いやこれは美人、こりゃア恐入った 代物 ( しろもの ) だ、もし 彼 ( あ ) の床几に腰を掛けてる客ね、茶は呑みたく無いが、あの娘を見たい計りで腰を掛けて居ますわ、実に古今無類の 嬋妍窈窕 ( せんけんようちょう ) たる物、正に是れ 沈魚落雁 ( ちんぎょらくがん ) 閉月羞花 ( へいげつしゅうか ) の 粧 ( よそお ) いだ」
馬「はゝ 当帰 ( とうき ) 大黄 ( だいおう ) 芍薬 ( しゃくやく ) 桂枝 ( けいし ) かね、薬の名のような 賞 ( ほ ) め方だからおかしい、何しろ 一寸 ( ちょっと ) 休んで近くで拝見などは何うでげしょう」
皆々「それがよかろう」

青空文庫で読む  

 
  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

Last updated : 2025/12/26