四字熟語-著名作家はこう使う〔四海天下〕【みんなの知識ちょっと便利帳】

【参考辞典】
新明解
四字熟語

▼参考書

四海天下しかいてんか
作家	作品
夏目漱石	【吾輩は猫である】　こう考えると急に三人の談話が面白くなくなったので、三毛子の様子でも見て来（き）ようかと二絃琴（にげんきん）の御師匠さんの庭口へ廻る。門松（かどまつ）注目飾（しめかざ）りはすでに取り払われて正月も早（は）や十日となったが、うららかな春日（はるび）は一流れの雲も見えぬ深き空より四海天下を一度に照らして、十坪に足らぬ庭の面（おも）も元日の曙光（しょこう）を受けた時より鮮（あざや）かな活気を呈している。

四海天下
しかいてんか

作家

作品

夏目漱石

【吾輩は猫である】

　こう考えると急に三人の談話が面白くなくなったので、三毛子の様子でも見て来（き）ようかと二絃琴（にげんきん）の御師匠さんの庭口へ廻る。門松（かどまつ）注目飾（しめかざ）りはすでに取り払われて正月も早（は）や十日となったが、うららかな春日（はるび）は一流れの雲も見えぬ深き空より四海天下を一度に照らして、十坪に足らぬ庭の面（おも）も元日の曙光（しょこう）を受けた時より鮮（あざや）かな活気を呈している。

それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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