四字熟語-著名作家はこう使う〔脱俗超凡〕【みんなの知識ちょっと便利帳】

【参考辞典】
新明解
四字熟語

▼参考書

脱俗超凡だつぞくちょうぼん
作家	作品
夏目漱石	【吾輩は猫である】「物理学の演説なんか僕にゃ分らん」と主人は少々迷亭の専断（せんだん）を憤（いきどお）ったもののごとくに云う。「ところがその問題がマグネ付けられたノッズルについてなどと云う乾燥無味なものじゃないんだ。首縊りの力学と云う脱俗超凡（だつぞくちょうぼん）な演題なのだから傾聴する価値があるさ」「君は首を縊（くく）り損（そ）くなった男だから傾聴するが好いが僕なんざあ……」「歌舞伎座で悪寒（おかん）がするくらいの人間だから聞かれないと云う結論は出そうもないぜ」と例のごとく軽口を叩く。

脱俗超凡
だつぞくちょうぼん

作家

作品

夏目漱石

【吾輩は猫である】

「物理学の演説なんか僕にゃ分らん」と主人は少々迷亭の専断（せんだん）を憤（いきどお）ったもののごとくに云う。「ところがその問題がマグネ付けられたノッズルについてなどと云う乾燥無味なものじゃないんだ。首縊りの力学と云う脱俗超凡（だつぞくちょうぼん）な演題なのだから傾聴する価値があるさ」「君は首を縊（くく）り損（そ）くなった男だから傾聴するが好いが僕なんざあ……」「歌舞伎座で悪寒（おかん）がするくらいの人間だから聞かれないと云う結論は出そうもないぜ」と例のごとく軽口を叩く。

それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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