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堂塔伽藍
どうとうがらん
作家
作品

中里介山

【大菩薩峠 山科の巻】

 きたるべき公武の正面衝突の後に、また世界が応仁の昔になり、都が野原になって揚雲雀あげひばりを見て歎く時代が来ないと誰が保証する。更にさかのぼって、保元平治の乱となり、両六波羅の滅亡となって、堂塔伽藍どうとうがらんも、仏像経巻も挙げて灰燼かいじんに帰するの日がなしと誰が断言する

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国枝史郎

【剣侠】

後冷泉天皇の御宇ぎょうにあって、奥州の酋長阿部あべ頼時よりときが、貞任さだとう宗任むねとうの二子と共に、朝廷に背いて不逞を逞ましゅうした、それを征したのが源頼義よりよし、そうしてその子の八幡太郎義家――さてこの二人だが奥州征めの往来に、武蔵の国にとどまった。今日の国分寺村の国分寺、さよう、その頃には立派な寺院で、堂塔伽藍聳えていたそうじゃが、その国分寺へとどまった……ところが止まったばかりでなく、前九年の役が終了した際、奥州産の莫大な黄金、それを携えて帰って来、それを国分寺の境内に、ひそかに埋めたということじゃ。

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23