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欝勃沈憂
うつぼつちんゆう
作家
作品

北村透谷

【三日幻境】

 回顧すれば七歳のむかし、我が早稲田にありし頃、我を迷わせし一幻境ありけり。軽々しくも 夙少わかくして政海の知己を得つ、交りを当年の健児に結びて、 欝勃うつぼつ 沈憂のあまり月を ろうし、花を折り、遂には書を げ筆を投じて、一二の同盟と共に世塵を避けて、一切物外の人とならんと企てき。今にして思えば政海の波浪は おのずから高く自からひくく、虚名を貪り俗情に わるゝの人にはさをつか い、かい を用ゆるのおもしろみあるべきも、わが如く一片の頑骨に動止を制し能わざるものゝ漂うべきところならず。

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Last updated : 2022/11/23