地図で見る隅田川の渡し= 安宅の渡し = 地図で見る隅田川の渡し地図目次 《安宅の渡し》 現在の新大橋そばにあった渡し。江戸初期には運行が開始されていたとされる。「安宅」とは近くの河岸にあった幕府の御用船係留場にその巨体ゆえに係留されたままになっていた史上最大の安宅船でもある御座船安宅丸(あたけまる)にちなんで、付近が俗にそう呼ばれていたからである。 明治期の料金が記録に残っており、1人8銭、人力車1銭5厘、荷物8厘、自転車5厘とある。 江戸期~大正期の新大橋の旧橋は現在より150 mほど下流に架橋されていたため、新大橋と安宅の渡しは平行して運行されていたが、1912年(明治45年)7月19日に現在の場所に鉄橋が完成したときに廃された。 1986年に大川口の渡しとともに江東区の史跡に指定 された。 Wikipedia 《安宅の渡し》 *初期設定の左の地図は「関東平野迅速測図」と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。 *初期設定での地図の中心点が渡船場付近。 地図を拡大 地図で見る隅田川の渡し目次