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■ Wikipediaによる解説 ■
福岡城(ふくおかじょう)は、日本の城の一つで、所在地は福岡県福岡市中央区城内。別名、舞鶴城、石城。江戸時代初頭に完成し、外様大名の福岡藩黒田氏の居城であった。国の史跡。
福岡城は福岡市中央区に位置する梯郭式平山城である。普請奉行は野口佐助一成である[1]。城地とされた福崎丘陵(那珂郡警固村福崎)は、博多と那珂川を挟んだ西側にある。主に、本丸を囲むように二の丸、その外に大きく三の丸が配され、47の櫓を配し縄張りの範囲は約25万平方メートルに及ぶ。東側に那珂川を以って堀とし、また西側の干潟「草ヶ江」を大堀として活用した。この大堀は現在大濠公園として整備されている。城下町は城の北側(博多湾側)に開かれた。
築城の際に、福崎を黒田家ゆかりの地である備前国福岡(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)の地名にちなみ「福岡」と改めている。現在、城跡には門・櫓が現存し、多聞櫓とそれに続く二の丸南隅櫓は国の重要文化財に、潮見櫓・大手門・祈念櫓・母里太兵衛邸長屋門が福岡県指定文化財に、名島門が福岡市文化財にそれぞれ指定されている。
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福岡城
(福岡県) |
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| 別名 | 舞鶴城、石城 |
| 城郭構造 | 梯郭式平山城 |
| 天守構造 | 不明 |
| 築城主 | 黒田長政 |
| 築城年 | 1601年 |
| 主な改修者 | 黒田長溥 |
| 主な城主 | 黒田氏 |
| 廃城年 | 1871年 |
| 遺構 | 櫓4棟・門3棟、石垣、堀 |
| 指定文化財 | 国の重要文化財(多聞櫓・二の丸南隅櫓) 国の史跡 福岡県文化財(潮見櫓・大手門・ 祈念櫓・母里太兵衛邸長屋門) 福岡市文化財(名島門) |
| 再建造物 | 二の丸北隅櫓、大手門 |
| 位置 | 北緯33度35分3.77秒/東経130度22分59.17秒 |
築城の際に、福崎を黒田家ゆかりの地である備前国福岡(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)の地名にちなみ「福岡」と改めている。現在、城跡には門・櫓が現存し、多聞櫓とそれに続く二の丸南隅櫓は国の重要文化財に、潮見櫓・大手門・祈念櫓・母里太兵衛邸長屋門が福岡県指定文化財に、名島門が福岡市文化財にそれぞれ指定されている。
[福岡城] - 引用した Wikipedia の情報は更新されている場合があります。
(2014年3月15日 (土) 17:25 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』
(2014年3月15日 (土) 17:25 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』
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