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難易軽重
なんいけいちょう
作家
作品

福沢諭吉

【学問のすすめ】

至大のことより至細のことに至るまで、他人の働きにくちばしれんと欲せば、試みに身をその働きの地位に置きてみずから顧みざるべからず。あるいは職業のまったく相異なるものあらば、よくその働きの難易軽重を計り、異類の仕事にてもただ働きと働きとをもって自他の比較をなさば大なるあやまりなかるべし。

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福沢諭吉

【学者安心論】

今の日本の有様にては、これを至難にして比すべきものなしといわざるをえず。然らばすなわち、国の独立は重大なり、外国の交際は至難なり。学者はこの重大至難なるせめに当るも、なおかつこれをかえりみず、区々たる政府に迫りてただちに不平を訴え、ますますその拙陋せつろうを示さんと欲するか。事物の難易軽重を弁ぜざる者というべし。

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福沢諭吉

【女大学評論】

今の日本の習俗に於て、仕官又は商売等、戸外百般の営業は男子の任ずる所にして、一家の内事を経営するは妻の職分なり。衣服飲食を調え家の清潔法に注意し又子供を養育する等は都て人生居家の大事、之を男子戸外の業務に比して難易軽重の別なし。故に此内事の経営を以て妻が夫に仕うるの作法なりと言えば、夫が戸外の事に勉むるは妻に仕うるの作法なりと言わざるを得ず。

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Last updated : 2022/11/23