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温良貞淑
おんりょうていしゅく
作家
作品

芥川龍之介

【開化の殺人】

以て死に到らしめしを仄聞そくぶんせしも、実に此間の事に属す。しかもこの無頼ぶらいの夫にして、つと温良貞淑の称ある夫人明子を遇するや、 奴婢どひと一般なりと云うに至っては、誰か善く彼を目して、人間の疫癘えきれいさざるを得んや。

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矢崎嵯峨の舎

【初恋】

それにどんなに容貌かおかたちが美しくても、気象が無下に卑しい時は、どうも風采ふうさいのないものであるが、娘は見るからがその風采の中に温良貞淑の風を存していて、どことなく気高く、いかなる高貴の姫君というとも恥かしからぬ風であッた。

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甲賀三郎

【血液型殺人事件】

 夫人は飽くまで温良貞淑だった。少しも博士の意に逆おうとせず、自分を出そうとせず、控え目にして、書斎の出入には足音さえ立てないという風だった。

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23