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歳寒三友
さいかんさんゆう
 東洋画の画題の一つ。松、竹、梅を合わせたもの。
作家
作品

牧野富太郎

【植物記】

 竹は松に伴うて用いられ、それは万代を契るといわれ、これも目出度いものである。その葉は浮華な移り気を戒めるごとく四時青々として緑の色を保ち、亭々と直上した修稈は真直な心を表わし、柔に似て柔ならず、剛に見えて剛ならず、その中庸を得たたおやかな姿で、それが豪勇な松に配せられて寄り添うているのは剛柔相和して両者誠に相応しく感ずる。そしてその脱俗の雅容は四君子の一にもかぞえられ、または「本は尺八中は笛末はそもじの筆の軸」とも謡われてことにゆかしい性質を持っている。さればこれに梅を配し松竹梅を昔から歳寒三友と称えらるるも誠にゆえあるかなである。

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Last updated : 2022/11/23