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才気縦横
さいきじゅうおう
作家
作品

国枝史郎

【郷介法師】

「浮田の家来とあるからは、ちょうど幸い扶持して取らせ、其奴そやつの口から敵状を聞こう」
 最所治部はこう云った。で、郷介はその時から最所家の家来となったのである。
 才気縦横の郷介は間もなく治部の寵臣となったが武道は精妙、弁舌は爽か、それに浮田家の内情は裏の裏まで知っていて、治部が尋ねれば声に応じて、城の要害、武具兵糧、兵の強弱、謀将の可否、どんな事でも物語るので、治部は遺憾なく相格を崩し、郷介を寵愛するのであった。

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久生十蘭

【平賀源内捕物帳 萩寺の女】

 例の頓兵衛が出て来る「神霊矢口渡しんれいやぐちのわたし」は、豊竹新太夫座元で堺町の外記座げきざにかかり、ちょうど今日が初日で、沸き返るような前景気。まず、ざっとこんなあんばい。
 才気縦横、多技多能……、四 つうたつとでも言いましょうか、江戸始まって以来の奇才と評判される多忙多端たたんの源内先生が、明和七年正月十六日の朝ぼらけ、ところもあろうに五重塔の天辺で悠々閑々と筒眼鏡で景色などを眺めてござるなどはちと受取れぬ話。

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  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23