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灑掃応対・洒掃応対
さいそうおうたい
作家
作品

伊藤左千夫

【家庭小言】

 今一くさり理窟を云って置かねばならぬ。予は先に、今の家庭説は、家庭を害する方が多いと云った、何故に家庭を害するか、それを少しく云うて置かねばならぬ。
 世人多くは、家庭問題は、今日に始まったものの如く思って居るらしいが、決してそうではない。吾々が幼時教育を受けた儒教などは、第一に家庭を説いたものである。かの灑掃応対進退の節と説き、寡妻にのっとり、兄弟に及ぶと云い、国を治むるのもとは、家を治むるにありと云い、家整うて国則整うと云い、其の家庭の問題を如何に重大視したか、詩経などの詩を見ても、家庭をうとうたものが多いのである。則ち家庭問題は、実に人世至高の問題として居ったことが判る。

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国枝史郎

【前記天満焼】

 王陽明の学説は、陸象山から発している。その象山の学説は、朱子の学から発している。周濂溪しゅうれんけい張横渠ちょうおうきょ程明道ていめいどう程伊川ていいせん、これらの学説を集成したものが、すなわち朱子の学である。……朱子の学説を要約すれば、洒掃応待の礼よりはじめ、恭敬いやしくも事をなさず、かつ心を静止して、読書して事物を究め、聖賢の域に入れよとある。

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編集注:「応待」と書くのは誤りで、「応対」とされる。

 
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Last updated : 2022/11/23