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惨忍酷薄
ざんにんこくはく
作家
作品

国枝史郎

【剣侠】

「アッハッハッ、地獄々々! そこは恐ろしい生地獄! そこへ行ったら命が無い! 有っても人間発狂する! アッハッハッ発狂する! ……が、今夜も可哀そうに、女が一人送られましたよ。さようさようその生地獄へ!」
 こう云うと嘉門は惨忍酷薄まこと女の生血を飲み、肉を喰らったといわれている、伝説の大江山の酒顛童子、それさながらの表情をして、ぐっと多四郎を睨むように見た。

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平出修

【畜生道】

陪審制度はそこの欠点を補はうとするのが目的だ。陪審官も人間であるから、矢張やはり神通力がない。誤認があるかも知れない。けれども今の裁判官に任せて置くよりも、数等、数十等正確な事実の認定が出来る。少くとも今の裁判官のするやうな、疑はしいものは之を罰すると云ふ、惨忍酷薄な認定がなくなる丈でも、人民は幸福を享ける訳だ。
 先日青木に遇つたら、今の裁判は畜生道ちくしやうだうだと云つた。
「大分ひどいことを云ふねえ」と云つて俺は笑つた。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23