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四字熟語  を     表示  件
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長身痩躯
ちょうしんそうく
作家
作品

小栗虫太郎

【聖アレキセイ寺院の惨劇】

 鐘楼はまったくの闇だった。上方から凍えた外気が、重たい霧のようにり下って来る。二人の前方はるか向うには、円形のあかい光の中に絶えず板壁の羽目が現われて、法水の持つ懐中電燈が目まぐるしい旋回を続けていた。それがようやく一点に集注されると、ルキーンはアッと叫んでドドドッと走り寄った。半ば開かれた扉の間に、長身 痩躯 そうく の白髪老人が前跼まえかがみに俯伏うつぶして、おとがいを流血の中に埋めている。

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林不忘

【早耳三次捕物聞書 霙橋辻斬夜話】

 堀丹波ほりたんばの土塀に沿うてみぞれ橋という小橋があった。そのすこし手前でまたもや駕籠が停まったところを、三次は闇黒やみまぎれて追い越した。橋の上を老人らしい侍が行く。その影のように、別の侍が後からきざみ足に吸い寄ったと思う間に、先なる老人の頭上高く白い光りが閃めいた。が、この時、三次は夢中で長身痩躯の侍の背中に抱きついていた。

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  • それぞれの四字熟語の詳しい意味などは、辞典や専門書でお確かめください。
  • このサイトの制作時点では、三省堂の『新明解 四字熟語辞典』が、前版の5,600語を凌ぐ6,500語を収録し、出版社によれば『類書中最大。よく使われる四字熟語は区別して掲示。簡潔な「意味」、詳しい「補説」「故事」で、意味と用法を明解に解説。豊富に収録した著名作家の「用例」で、生きた使い方を体感。「類義語」「対義語」を多数掲示して、広がりと奥行きを実感』などとしています。

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Last updated : 2022/11/23