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九十九髪
つくもがみ
作家
作品

与謝野 晶子訳

【源氏物語 手習 紫式部】

 予期もせぬ夢のような人が現われたものであるというように尼君は恢復期の浮舟を喜んで、しいて勧めて起こし、髪を自身でいてやった。長い病中打ちやられてあった髪であるが、はなはだしくは乱れていないで、まもなくもつれもほぐれてきおろされてしまうと、つやつやと光沢が出てきれいに見えた。「百年ももとせに一とせ足らぬ九十九髪つくもがみ」というような人たちの中へ、目もくらむような美しい天女が降って来たように見えるのも、跡なくかき消される姿ではないかという危うさを尼君に覚えさせることになった。

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Last updated : 2022/11/23