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東海道五十三次の化け猫
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  • 東海道五十三次の、岡部宿や岡崎宿での「猫石」や「化け猫」を題材とした謡曲などが書かれ、それを基にした錦絵が残されている。
  • ここでは、東海道五十三次にまつわる「猫」のいくつかをみて見る。
  • 猫が化けた老女、手拭をかぶって踊る尻尾が二つに分かれた「猫又ねこまた」、行灯の油を舐める猫の影などが見られる。
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 歌川国芳「東海道五十三対 岡部」
岡部の猫石と、岡崎の化け猫騒動を描いた鶴屋南北四代作「独道五十三駅」を題材に描いたもの。
【翻刻】蔦の細道神社平の上の方に猫石といふあり 古松六七株の陰に猫の臥たる形に似たる巨巌あり 其昔此所に一ツ家ありて 年ふる山猫老女に化し多くの人に害をなし人民を悩ませしに 天命逃れず終に死して其灵石と化すと世俗にそれを言つたへけれども 其絶詳らかならず
天保14年(1843)~弘化4年(1847)頃
[国立国会図書館蔵]
 歌川国芳「尾上梅寿一代噺 日本駄右エ門猫之古事」

「古猫之怪」
弘化4年(1847)
[ボストン美術館蔵]
 歌川国芳「見立東海道五十三次 岡部 猫石の由来」

右から
「寺西関心」沢村宗十郎五代
「猫石の精」尾上菊五郎三代
「大江因幡之助」市村羽左衛門十二代
弘化4年(1847)
[ボストン美術館蔵]
 歌川国芳「五十三次 岡崎」

右から
「玉島逸富」沢村宗十郎五代
「古猫の怪」尾上菊五郎三代
「因幡之助」市村羽左衛門十二代
弘化4年(1847)
[ボストン美術館蔵]
 歌川国芳「尾上梅寿一代噺 因幡之助」

「因幡之助」市村羽左衛門十二代
弘化4年(1847)
[メトロポリタン美術館蔵]
 歌川貞秀「東海道五十三次之内 岡崎」

「きんの宮かいねこへんげ」
尾上菊五郎三代
天保6年(1835)
[ボストン美術館蔵]
 歌川豊国三代(歌川国貞)「東駅いろは日記」

右から
「辰世妹おきく」 市村竹松三代  
「須破数右衛門」 中村芝翫四代)  
「辰世実猫石ノ怪」 市村羽左衛門十三代
万延2年 - 文久元年(1861)
[ボストン美術館蔵]
 歌川豊国三代(歌川国貞)「東駅いろは日記 岡崎」

「不破数右衛門」中村芝翫四代
文久元年(1861)
[国立国会図書館蔵]
 歌川豊国三代(歌川国貞)「東海道五十三次之内 白須賀 猫塚」

尾上菊五郎三代
嘉永5年(1852)
[ボストン美術館蔵]
 歌川芳藤「五十三次の内 猫のあやし

五十三次の内 猫のあやし
弘化4年〈1847年〉– 嘉永4年〈1852年〉頃
[Legion of Honor美術館蔵]
大小の猫 10 匹が集まり、化け猫の顔を形作っている。人物や動物を寄せて人の顔や字を描いたり、絵の中に何かを隠していたりするトリックアートで、浮世絵のジャンルのひとつの「寄せ絵」や「だまし絵」などと呼ばれるもの。「遊び絵」という括り方もされる。
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Last updated : 2021/01/16