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  • 浮世絵のジャンルのひとつに「寄せ絵」や「だまし絵」などと呼ばれるものがあります。人物や動物を寄せて人の顔や字を描いたり、絵の中に何かを隠していたりするトリックアートです。「遊び絵」という括り方もされます。
  • この絵は、 歌川国芳うたがわくによしが描いた「木曾街道六十九次之内・細久手 堀越大領」。
  • 下総佐倉の織越大領の悪政を、名主浅倉当吾(佐倉宗五郎)が将軍足利義政(徳川家綱)に直訴したところ、当吾夫婦は捕らえられて拷問に逢い、三人の子も斬殺されてしまい、当吾が怨霊となって織越に祟るという怪異譚。この作品では、病鉢巻をしているのが織越大領で、背後の屏風に画かれた絵が三つの髑髏と磔にされた人物としてが浮かび上がっています。岩でしょうか、木に積もった雪でしょうか。また、手前右には、当吾の怨霊と思われる透明化された人物が座っています。
  • 嘉永5年〈1852年〉の作品。
  • 歌川国芳:江戸時代末期の浮世絵師。寛政9年11月15日〈1798年1月1日〉 - 文久元年3月5日〈1861年4月14日〉。一勇斎国芳、彩芳舎、朝桜楼、雪谷、仙真などと号す。こ絵の落款には「一勇齊國芳」が使われている。

「木曾街道六十九次之内」
細久手 堀越大領
= 歌川国芳 =

 歌川国芳/「木曾街道六十九次之内」細久手 堀越大領 

《 木曾街道六十九次之内 》
細久手 堀越大領
[ボストン美術館蔵]
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Last updated : 2020/10/24