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▼参考書
羞月閉花
しゅうげつへいか
 ⇒ 閉月羞花 ⇒ 羞月閉花 ⇒ 羞花閉月
作家
作品

三遊亭圓朝
鈴木行三校訂編纂

【業平文治漂流奇談】

しとやかに二階から降りて参り、長手の火鉢の角の処へ坐り、首ばかり 極彩色 ( ごくざいしき ) が出来上り、これから十二 一重 ( ひとえ ) を着るばかりで、お月の顔を見てにこりと笑いながら、ジロリと見る 顔色 ( かおいろ ) は 遠山 ( えんざん ) の 眉 ( まゆ ) 翠 ( みどり ) を増し、 桃李 ( とうり ) の 唇 ( くちびる ) 匂 ( にお ) やかなる、実に 嬋妍 ( せんけん ) と 艶 ( たお ) やかにして 沈魚落雁 ( ちんぎょらくがん ) 羞月閉花 ( しゅうげつへいか ) という姿に、女ながらもお月は手を突いてお村の顔に 見惚 ( みと ) れる程でございます。

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Last updated : 2025/12/26