作品に出てくるものの数え方(助数詞)
 
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作 家
作 品
徳冨蘆花

【熊の足跡】
夕飯後、ランプがついて戸がしまると、深い深い地の底にでも落ちた樣で、川音がます/\耳について寂しい。宿から萩の一盂ひとはちくれた。今宵は中秋十五夜であつた。北海道の神居古潭で中秋に逢ふも、他日の思出の一であらう。雨戸を少しあけて見たら、月は生憎雲をかぶつて、朦朧まうろうとした谷底を石狩川が唯さあさあと鳴つて居る。

石川啄木
【赤痢】
――杭州に金華将軍なるものあり。けだし青蛙の二字の訛りにして、その物はきわめて蛙に類す。ただ三足なるのみ。そのあらわるるは、多く夏秋のこうにあり。くだるところの家は秫酒じゅつしゅ一盂を以てし、その一方を欠いてこれを祀る。その物その傍らに盤踞ばんきょして飲みくらわず、しかもその皮膚はおのずから青より黄となり、さらに赤となる。
 
   
 
 
 

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Last updated : 2019/05/16