- 改元は、ほとんどが年の途中で行われたため、このプログラムでは年がまたがるそれぞれの年の最後の年は次の年の「元年」と見なします。
- 例えば、西暦 ⇒ 和暦変換では、昭和64年にあたる1989年を入力すると平成元年と表示されます。
- 和暦 ⇒ 西暦変換では、1989年の昭和64年は入力できず、平成元年が昭和64年とダブっていると考える必要があります。昭和は、1989年・昭和64年の1月7日までで、翌日の1989年1月8日からは平成となりました。
- 近年では、明治45年は7月29日の即日、大正15年は12月24日の即日、昭和64年は1月7日の翌日に改元されました。元号については、「元号・西暦一覧」などをご覧ください。
- 日本で元号(年号)が使われ始めたのは、日本書紀によれば、西暦645年の孝徳天皇即位の年の「大化元年」からとされます。
- 元号の読み方は複数あるものがあり、ここでは代表的なものをあげています。
- このプログラムでは、西暦と和暦を単純に対応させた「簡易的な対照表」をベースにしており、ユリウス暦やグレゴリオ暦、旧暦から新暦への転換の日にちなどには対応していません。下記の外部リンクではこれらに対応しているとしています。
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- ここに外部リンクとして掲載したツールは、和暦・ユリウス日・ユリウス暦・グレゴリオ暦などの相互変換に対応し、年月日で変換することもできます。
- このツールでは、ローマ法王グレゴリオ13世が、ユリウス暦からグレゴリオ暦への転換を宣言した1582年10月4日(天正10年9月18日)までをユリウス暦で、その翌日の1582年10月15日(天正10年9月19日)以降を現行のグレゴリオ暦で表現することを推奨しており、それにより、出来事などの国際的な比較が容易になるとしています。
- 日本でのグレゴリオ暦の採用は明治6年(1873年)で、一般に旧暦と呼ばれる天保暦(太陰太陽暦)の明治5年12月2日(グレゴリオ暦1872年12月31日)の翌日を、新暦と呼ばれる太陽暦の明治6年1月1日(グレゴリオ暦1873年1月1日)としました。従って、和暦での明治5年12月3日から12月31日は存在しません。
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自分なりの法則を作っての、和暦と西暦の変換
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● 和暦と西暦を変換するには、次の数字を覚え計算するのも一つの方法です。 |
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明治:67 |
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大正:11 |
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昭和:25 |
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平成:88 |
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と覚え、 |
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- 和暦から西暦へは、この数字を「足し」、西暦から和暦へは、この数字を「引く」と覚えます。
- この数字は、それぞれが改元された前年の「1867年」「1911年」「1925年」「1988年」の下二桁です。
この数字を使っての計算は、例えば、
明治13年に「67」を足すと「80」になり、それは「1880年」のこと。
明治40年に「67」を足すと「107」になり、それは「1907年」のこと。
大正14年に「11」を足すと「25」になり、それは「1925年」のこと。
昭和45年に「25」を足すと「70」になり、それは「1970年」のこと。
平成10年に「88」を足すと「98」になり、それは「1998年」のこと。
平成16年に「88」を足すと「104」になり、それは「2004年」のこと。
「1880年」から「67」を引くと「1813」になり、それは「明治13年」のこと。
「1907年」から「67」を引くと「1840」になり、それは「明治40年」のこと。
「1925年」から「11」を引くと「1914」になり、それは「大正14年」のこと。
「1970年」から「25」を引くと「1945」になり、それは「昭和45年」のこと。
「1998年」から「88」を引くと「1910」になり、それは「平成10年」のこと。
「2004」から「88」を引くと「1916」になり、それは「平成16年」のこと。
もちろん、「1867」「1911」「1925」「1988」を足し引きすればそのままの数字が出せますが、二桁の方が覚えやすいので、「明治
:67」「大正:11」「昭和:25」「平成:88」と覚えると便利かも知れません。
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Last updated : 2018/02/07