候文(そうろうぶん)書き換え集
年賀状もお詫び状も「候」で結ぶ、息抜きの手紙文例
【お断り】これは「お遊び」の候文です
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坂本龍馬の手紙(相良屋源之助あて)
安政3年(1856年[今から年前])9月29日 (出典:青空文庫)
にはく、ごかないへもよろしくごでんせいくださるべくそうろう、いじょう。
いっぴつけいじょうつかまつりそうろう。れいきしだいにあいましそうらえども、いよいよごあんぜんなさるべくめでたくぞんじたてまつりそうろう。したがって、やせいぎ、どうちゅうすじいぎなくえどにつきつかまつり、つきじやしきにまかりありそうろう。はばかりながら、ごきゅういくだされたくそうろう。のぶれば、であしのせつはごこんねんくだされ、またおみごとなるおくりものくだされ、せんばんかたじけなきしだいにぞんじたてまつりそうろう。さっそくおんれいもうしあぐべきはずのところ、しつれいにうちすぎそうろうだん、ごじんめんくださるべくそうろう。さだめておくにもとごせいひつ、きょうえつしごくとぞんじたてまつりそうろう。まずはみぎおんれいまで、そうそうかくのごとくにござそうろう。きょうこうきんげん。くがつにじゅうくにち さかもとりょうまさがらやげんのすけさま おんそう※現代仮名遣いによる「読み方の一例」です。読みが一つに定まらない、または確証のない語も含まれます。従って全体の正確さを保証するものではありません。
年賀状
新春の御慶を候で申し上げる
謹んで新春の御慶を申し上げ候。
貴社益々御清栄の段、大慶至極に存じ奉り候。
旧年中は格別の御愛顧を賜り、誠に有難く、厚く御礼申し上げ候。
本年も変わらぬ御引立の程御引立の程、偏に願い上げ奉り候。
厳寒の砌、貴社社員御一同様には、折角御自愛専一に遊ばされ度、遥かに御祈り申し上げ候。恐惶謹言
謹んで賀春の儀を申し上げ候。
旧臘は一方ならぬ御高誼を辱うし、感佩に堪えず、深く感謝申し上げ候。
本年も旧に倍し、御懇情の程、伏して願い奉り候。
寒気凛冽の折柄、御一統様には御身御大切に遊ばさるべく、遥かに祈念仕り候。恐惶謹言
一筆啓上仕候。新春の御慶、目出度く申し納め候。
旧年中は何かと御世話に相成り、千万忝く存じ奉り候。
本年も何卒御見捨て無く、宜しく御交誼の程、願い上げ候。
先ずは年始の御祝詞迄、早々如此に御座候。
追而、炬燵に籠り蜜柑など召し上がられ、風邪など召されぬよう願い上げ候。恐惶謹言
新玉の年の始めの御祝詞、千秋万歳、目出度く申し上げ候。
旧年は数多の御厚情を賜り、其の御恩、山より高く海より深く、骨に刻み肝に銘じ候。
本年も変わらぬ御引立の程、伏して願い奉り候。
寒風、槍の穂先の如く吹きすさぶ折、御一統様、ゆめゆめ風邪など召さるる事無き様、陣中より祈り上げ候。頓首再拝
暑中見舞い
盛夏の砌、貴社益々御清栄の段、慶賀至極に存じ候。
平素は格別の御引立を賜り、厚く御礼申し上げ候。
酷暑の折柄、御自愛専一に願い上げ候。
先ずは暑中御見舞い迄、如此に御座候。恐惶謹言
炎天、地を焦がし、陣羽織も脱ぎ捨て度き暑さに候えども、御一統様には益々御壮健の由、恐悦に存じ候。
西瓜と氷菓子を以て、存分に暑気を払われ度く、遥かに祈り上げ候。謹言
お歳暮の礼状
謹啓 歳末の砌、貴社益々御隆盛の段、慶賀の至りに存じ候。
陳者、本日は結構なる御歳暮の品を御恵贈に預かり、厚く御礼申し上げ候。
毎々の御厚情、誠に恐縮の至りに存じ候。
寒さ厳しき折柄、御自愛専一に願い上げ候。
先ずは書中を以て御礼申し述べ度、如此に御座候。恐惶謹言
師走の寒風、肌を刺す折柄、旦那様には益々御壮健の由、恐悦至極に存じ上げ奉り候。
扨て此度は、御歳暮の品を手前共へ御恵み下され、勿体なくも一同打ち揃い、神棚に供え、拝み倒して頂戴仕り候。
此の御恩、末代迄語り継ぎ申すべく候。恐れ乍ら 謹言
病気お見舞い
承り候えば、御病気にて御臥床の由、驚き入り、御案じ申し上げ候。
何卒御養生専一に、一日も早き御快癒を祈り上げ候。
御見舞いの印迄に、心ばかりの品を同封仕り候。恐惶謹言
一筆啓上仕候。御不例の由承り、胸を痛め居り候。
御役目の儀は暫く打ち捨て置き、何事も我らに御任せ下され、ゆるりと御養生下され度候。
快癒の暁には、一献傾け申すべく候。早々如此に御座候
お祝い状(昇進・栄転)
謹啓 此の度は御栄進の由、承り、誠に慶賀の至りに存じ候。
日頃の御精励の賜物と、深く感服仕り候。
今後益々の御活躍を、偏に祈り上げ候。恐惶謹言
此度の御出世、天下に轟く朗報にて、拙者、思わず膝を打ち、祝杯を挙げ申し候。
御家名、城下に轟き、末代迄語り継がれ申すべく候。
祝着至極に存じ候。謹言
結婚の報告状
謹啓 時下益々御清栄の段、慶賀の至りに存じ候。
陳者、私共此の度、縁あって婚姻仕り候間、此段御報告申し上げ候。
未熟者の二人にては御座候えども、相共に力を合わせ、明るき家庭を築き上げ申すべく候。
何卒変わらぬ御指導御鞭撻の程、願い上げ奉り候。恐惶謹言
私儀、此度、天の配剤に依り、夫婦の契りを結び申し候。
今後は二人三脚、苦楽を共にし、家名を辱めざる様、精進仕るべく候。
落ち着き次第、新居へ御招き申し上げ度く、手料理を以て御もてなし致す所存に御座候。謹言
転居の挨拶状
陳者、私儀、此の度左記に転居仕り候間、御通知申し上げ候。
新居は閑静なる地にて、心安らかに暮らし居り候。
近隣へ御越しの節は、是非御立ち寄り下され度候。恐惶謹言
此度、住み慣れし居城を離れ、御国替えと相成り候。
荷は山の如く積み上がり、行李は城内に溢れ、家臣一同、疲労困憊に御座候。
新居の城門は、いつにても開け置き候。頓首
退職の挨拶状
私儀、此の度一身上の都合に依り、○月○日を以て退身仕ることと相成り候。
在職中は格別の御高配を賜り、衷心より御礼申し上げ候。
今後は野に下り、新たなる道を歩む所存に御座候。
末筆ながら、貴社の弥栄を御祈り申し上げ候。恐惶謹言
長年の御奉公、今日を限りに相納め、浪人の身と相成り候。
机に積みし書類の山、会議に費やせし歳月、今となりては皆懐かしき思い出に御座候。
今後は朝寝を友とし、悠々自適に暮らす所存、何卒御笑覧下され度候。頓首
案内状・招待状
来る○月○日、左記の通り新年会を催し度く存じ候。
御多用中恐縮に存じ候えども、万障御繰り合わせの上、御来臨の栄を賜り度、御案内申し上げ候。恐惶謹言
来る○月○日、宴を催し候。
酒肴は存分に用意仕り、一同、門前にて貴殿の馬蹄の音を待ち居り候。
手ぶらにて御越し下され度候。謹言
欠席の返事
御案内の儀、忝く存じ候。
然れども当日は止むを得ざる所用有之、参上叶い難く、誠に残念至極に存じ候。
何卒、不参の段、御容赦下され度候。
御催しの御盛会を、遥かに祈り上げ候。恐惶謹言
御招き忝く存じ奉り候。
然るに当日は、藩の用向きにて、身を二つに分かつことも叶わず、涙を呑んで欠席仕り候。
身体が二つ無きを恨めしく存じ候。
宴の酒は、我が分まで御一同にて飲み干し下され度候。早々如此に御座候
依頼状
突然の御願い、御無礼の段、平に御容赦下され度候。
陳者、此の度、御講演の儀、御引き受け賜り度、伏して御願い申し上げ候。
御都合の程、御一報下され度候。恐惶謹言
恐れ多くも、折入って御願い之有り候。
貴殿の御力を拝借仕り度、三顧の礼を以て、此の筆を執り候。
何卒、御聞き届け下され度く、御返事を心待ちに致し居り候。頓首再拝
送付状・添え状
陳者、御依頼の書類、別封の通り御送付申し上げ候間、御査収の程、願い上げ候。
万一不備之有り候わば、御一報下され度候。恐惶謹言
御所望の書類、飛脚に託し、風の如く御届け申し上げ候。
道中、雨風にも負けず、無事到着致す様、天に祈り居り候。謹言
承諾状
御依頼の件、謹んで御受け申し上げ候。
微力ながら、全力を尽くし、御期待に添い奉るべく候。恐惶謹言
御用命の儀、確かに承り候。
男に二言無し。この身に代えても、見事成し遂げ申すべく候。頓首
断り状
貴書拝読仕り候。
御依頼の件、身に余る光栄に存じ候えども、種々事情之有り、御意に添い難く候。
何卒、悪しからず御諒承下され度、伏して願い上げ候。恐惶謹言
御所望の儀、武士の面目に懸けて叶えて差し上げ度く存じ候えども、我が力、及ばず、力不足を恥じ入る次第に候。
此度ばかりは、平に御容赦下され度候。頓首再拝
お詫び状
此の度は、私の不行届きにより、多大なる御迷惑を相掛け、深く陳謝仕り候。
今後は再び斯様の事無き様、厳に相慎み申すべく候。
何卒、御寛恕の程、偏に願い上げ奉り候。恐惶謹言
此度の不始末、誠に面目次第も御座無く候。
本来ならば腹を切りて御詫び申すべき所なれど、それでは御迷惑が増すばかりと思い直し、代わりに深々と頭を垂れ、畳に額を擦り付けて、御詫び申し上げ候。
何卒、平に平に、御赦し下され度候。頓首再拝
催促状
謹啓 陳者、先般御依頼申し上げ候件、未だ御回答に接せず、甚だ心許なく存じ候。
御多用の折、恐縮に存じ候えども、何卒御確認の上、御返答の程、願い上げ候。恐惶謹言
貴殿よりの御返事、首を長くして待ちわび、首が鶴の如く伸び申し候。
夜毎、月に向かいて溜息を吐き、門前に立ちては郵便受を覗くこと数十度に及び候。
何卒、一筆なりとも賜り度く、願い上げ奉り候。謹言
【あらためて】実用文ではありません
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