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    歌川国芳自画像『枕辺深閏梅』下巻口絵より
    歌川国芳自画像
    『枕辺深閏梅』下巻口絵より
  • これは、歌川国芳うたがわくによし (寛政9年11月15日(1797年) - 文久元年3月5日(1861年))の『教訓きょうくん善悪小僧揃ぜんあくこぞうぞろえ』(教訓善悪子僧揃)という作品です。(*作品中、「小僧」と「子僧」が混在している)
  • 安政4年・1857年に制作されたものとされ、国芳晩年の作品です。
  • 「善い子」「悪い子」の例を示し、「教訓」としていますので、今で言う「道徳」の教本とでも位置づけられるのかも知れませんが、善悪の対比とは言い切れない画もあるので、「子ども百態」といった捉え方でしょうか。
  • このページの原画は国立国会図書館が所蔵し公開しているものです。このページでは、画像を明るくするために当サイト独自の色彩補正を行っており、国立国会図書館が公開している原画とは色調が若干違うことがあります。

教訓きょうくん善悪小僧揃ぜんあくこぞうぞろえ
= 歌川国芳 =
《 二十三 》

  • 絵の中に登場する様々な子どもの説明を文字化しました。
    • 一行目は『翻刻』で、ほぼ書かれているままの文です。変体仮名は現用の仮名に置き換えました。
    • 二行目は『読み下し』です。現代仮名遣いにし、適宜、送り仮名や漢字を補いました。
宿いりに斗 早おきする 小僧 
宿入りにばかり 早起きする 小僧 
*ここでの「宿入り」は、奉公人が休暇をもらって親元などに帰ること。「藪入り・薮入り」に同じ。
ねぞうのいゝ 小僧 
ねぞうのいい 小僧 
《詳細ページ目次》
『教訓善悪小僧揃』
= 歌川国芳 =

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Last updated : 2022/11/23