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= 両国橋 =

《両国橋》
《翻刻》
両国橋  長さ九十六間あり 万治二年に始て架る むかしは武蔵と下総の境なればかく呼びしを 今は両岸武蔵となりて 只二国はその名のみ 東都第一の繁華にして 観場 芝居 辻講釈 或は納涼花火の景望 夜の遊興絶間なし

《現代表記》
両国橋りょうごくばし  長さ九十六間あり、万治二年にはじめてかる。昔は武蔵むさし下総しもうさの境なればかく呼びしを、今は両岸武蔵りょうがんむさしとなりて、ただ二国ふたこくはその名のみ。東都とうと第一の繁華はんかにして、観場みせもの芝居しばい辻講釈つじこうしゃくある納涼花火のうりょうはなび景望けいぼう遊興ゆうきょう絶え間なし。

*原文での「始て」は、現代表記では「初めて」とした。
*万治二年は、1659年
*広重は、名所江戸百景     でも「両国橋大川ばた」「両国花火」として両国橋を描く。
*この地図の初期設定での中心点は両国橋付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

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Last updated : 2021/11/20