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= 亀戸天神の社 =

《亀戸天神の社》
《翻刻》
亀戸天神の社  筑紫に名高き御社をここに摸して東宰府 その神徳はいふも更なり 池の辺の藤の花 波の底にも紫のゆかりをうつす水の面 見る人我折りて反りかへる その反橋も亀戸の名物とやいふべからん

《現代表記》
亀戸かめど天神てんじんやしろ  筑紫ちくしに名高き御社みやしろをここにうつして東宰府とうざいふ。その神徳しんとくはいうも更なり。池のほとりの藤の花、波の底にもむらさきのゆかりをうつす水のおも。見る人我折がおりてり返る。その反橋そりはし亀戸かめどの名物とやいうべからん。

亀戸かめどは、現在は「かめいど」と呼ばれる。
*東宰府(とうざいふ)は、東宰府天満宮(ひがしさいふてんまんぐう)で、亀戸天満宮とも。
*我折(がおれ)は、あきれ驚くこと。我(が)を折るとも。
*広重は、名所江戸百景     でも「亀戸天神境内」として同じ場所を描く。
*この地図の初期設定での中心点は、亀戸天神付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

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Last updated : 2021/10/23