『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 

絵本江戸土産えほんえどみやげ・くずし字を読む
= 蒲田の梅園 =

《蒲田の梅園》
《翻刻》
蒲田の梅園  この辺すべて梅園多し 春如月の頃にいたれば 清香 四方に馨しく 紅白 宛もさらさの如く 実に遊観の勝景なり

《現代表記》
蒲田の梅園かまたのうめぞの  このへんすべて梅園うめぞの多し。はる如月きさらぎの頃にいたれば、清香せいきょう四方よもかんばしく、紅白こうはくあたかもさらさのごとく、じつ遊観ゆうかん勝景しょうけいなり。

*広重は、名所江戸百景     でも「蒲田の梅園」を描く。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字かな
*この地図の初期設定での中心点は蒲田の梅園付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

おすすめサイト・関連サイト…

Last updated : 2022/11/23