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= 六郷川 舟渡し =

《六郷川 舟渡し》
《翻刻》
六郷川舟渡  八幡塚村に在り 東海道川崎へわたる舟渡しにて 玉川の下流なり むかしは橋をかけて人をわたす 享保の頃より舟渡しになれりとぞ 橋の長さ百二十間ありといふ

《現代表記》
六郷川舟渡ろくごうがわふなわたし  八幡塚村やばたつかむらり、東海道とうかいどう川崎かわさきへわたる舟渡ふなわたしにて、玉川かな(たまがわ)の下流なり。むかしは橋をかけて人をわたす。享保きょうほうの頃より舟渡しになれりとぞ。橋の長さ百二十間ありという。

*享保は、1716年から1736年。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字かな
*この地図の初期設定での中心点は六郷渡付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。
*迅速測図で、八幡塚村が確認できる。

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Last updated : 2022/11/23