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絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む
= 染井 植木屋 =

《染井 植木屋》
《翻刻》
染井 植木屋  此辺 都て植木や多く 園中 奇石珍樹を植並べ 草木の花四時に絶えず 殊に近曽菊を造り その巧みを競ふほどに 都下の騒人雲の如く集ひてこれを見物す

《現代表記》
染井(そめい) 植木屋(うえきや)   此辺(このへん)都(すべ)て植木屋(うえきや)多く、園中(えんちゅう)、奇石(きせき)珍樹(ちんじゅ)を植並(うえなら)べ、草木(そうもく)の花(はな)四時(しいじ)に絶えず。殊(こと)に近曽(ちかごろ)菊(きく)を造(つく)り、その巧(たく)みを競(きそ)うほどに、都下(とか)の騒人(そうじん)雲の如く集(つど)いてこれを見物(けんぶつ)す。

*四時(しじ・しいじ)は、四季のこと。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字(かな)
*この地図の初期設定での中心点は染井付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

Last updated : 2025/12/26