『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 

絵本江戸土産えほんえどみやげ・くずし字を読む
= 橋場の渡し =

《橋場の渡し》
《翻刻》
橋場の渡し  橋場町の末にあり これそのむかし石浜とよびて 古き戦場の跡なりといふ 隅田川の風光は ここらにまさる所なし

《現代表記》
橋場の渡はしばのわた  橋場町はしばまちすえにあり、これそのむかし石浜いしばまと呼びて、ふる戦場せんじょうあとなりという。隅田川すみだがわ風光ふうこうは、ここらにまさる所なし。

*広重は、名所江戸百景     で「墨田河橋場の渡かわら竈」を描く。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字かな
*この地図の初期設定での中心点は橋場の渡付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。
*迅速測図で、現在の白鬚橋の場所が、橋場の渡であったことが分かる。

おすすめサイト・関連サイト…

Last updated : 2022/11/23