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= 喰違外 =

《喰違外》
《翻刻》
喰違外  赤坂にあり その容およそづのごとくにして 封疆の古松幾千株を知らす 千仞の御隍直下せば 眩暈がごとく 他にまた比すへき所なきの地なり

《現代表記》
喰違外くいちがいそと   赤坂にあり。そのさまおよそのごとくにして、封疆どての古松幾千株いくせんちゅうを知らず。千仞せんじん御隍おほり直下みおろせば、眩暈めくるめきがごとく、他にまたすべきところなきのなり。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字かな
*この地図の初期設定での中心点は喰違門付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。
*迅速測図で、喰違の文字が確認できる。

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Last updated : 2022/11/23