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絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む
= 牛込 揚場 =

《牛込 揚場》
《翻刻》
牛込 揚場  牛込御門外北のかた 船河原橋より南のかた 町武の第宅軒を並べ 東南のかたは御堀にて 材木および米噌はさらなり 酒醤油始め諸色を載てここに集えり 舩 丘をなせり 故に揚場名は負けらし これより四谷 赤坂辺まで運送す 因てこの所の繁華山の手第一とせり

《現代表記》
牛込(うしごめ) 揚場(あげば)   牛込御門外北のかた、船河原橋(ふねかわらばし)より南のかた、町武(ちょうぶ)の第宅(ていたく)軒(のき)を並べ、東南のかたは御堀にて、材木(ざいもく)および米噌(べいそ)はさらなり。酒醤油(しょうゆ)始め諸色(しょしき)を載(のし)てここに集(つど)えり。船、丘(おか)をなせり。故に揚場(あげば)名は負(おい)けらし。これより四谷(よつや)、赤坂(あかさか)辺(へん)まで運送(うんそう)す。因(よっ)てこの所の繁華(はんか)山の手第一(だいいち)とせり。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字(かな)
*この地図の初期設定での中心点は牛込揚場付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

Last updated : 2025/12/26