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絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む
= 団子坂 茶亭之図 =

《団子坂 茶亭之図》
《翻刻》
團子坂 茶亭之圖  団子坂は 谷中のうちにも小高き地にして 風景よし 四時に騒客歩みを運べる 中にも別て九月の頃は 此あたりにて種々の菊を作れるをもて 春にも増て賓客多し

《現代表記》
団子坂(だんござか) 茶亭之図(さていのず)   団子坂(だんござか)は、谷中(やなか)のうちにも小高(こだか)き地(ち)にして、風景(ふうけい)よし。四時(しじ)に騒客(そうきゃく)歩(あゆ)みを運べる。中にも別(わけ)て九月の頃(ころ)は、此(この)あたりにて種々(くさぐさ)の菊(きく)を作(つく)れるをもて、春(はる)にも増(まし)て賓客(まれびと)多(おお)し。

*四時(しじ・しいじ)は、四季のこと。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字(かな)
*この地図の初期設定での中心点は団子坂付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

Last updated : 2025/12/26